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モセウシ トモ・ブラン 2023

モセウシ トモ・ブラン 2023

Moseusi Tomo Blanc 2023

蔵出し参考価格 税別3,500円(3,850円)
生産本数 728本
栽培責任者 近藤良介
醸造責任者 近藤智子
ぶどう生産地 KONDOヴィンヤード モセウシ農場(岩見沢市栗沢町)100%
品種 ゲヴュルツトラミナー、混植、シルヴァーナ、オーセロワ、ピノグリ、シャルドネ 他
農薬 化学肥料、除草剤不使用。
ボルドー系農薬8回、硫黄系農薬2回、化学合成殺菌剤1回、化学合成殺虫剤1回
ぶどう収穫日 2023年9月25日~10月13日
瓶詰日 2024年7月8日

仕込み方法

数回に分けて収穫し、垂直バスケット式プレス機で房ごとプレス。発酵前おり引き(デブルバージュ)はせずにそれぞれステンレスタンクで発酵を行ったあと、600L樽に移して4か月熟成。その後オリ引きのため225樽とステンレスタンクに移動し、さらに3か月の熟成。無濾過、清澄剤、添加剤等不使用。オリ引き時10ppm、瓶詰時に20ppmの亜硫酸を添加。

モセウシ・トモブランも5回目の仕込みとなりました。

2023はラベルにある生き物が描かれています。これを見ると、この年はあれの年だったんだなあとすぐに分かりますね。幸い、2024年の鳥被害は2023年ほどありませんでした。これからも鳥たちには来てほしくないなと願います。

品種構成は、ゲヴュルツトラミナーと混植とシルヴァーナが多めで、次にオーセロワやピノグリとなっています。いつもはソーヴィニョン・ブランで使っている大樽が空いていたので、初めて樽熟成をしてみることにしました。4か月の熟成で、柔らかい印象になりました。ボトルを開けたてにはやや産膜(フロール)のニュアンスが入っています。そのためフレッシュな果実香というより、麦わら、ブリオッシュやナッツのようなオイリーさがあります。ゲヴュルツトラミナーと近縁関係にあるサヴャニャンの雰囲気を感じるのは気のせいでしょうか。今後の瓶熟成によってさらに複雑さが出てくると予想しています。

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