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モセウシ ピノ・ムニエ  クヴェヴリ 2021

モセウシ ピノ・ムニエ クヴェヴリ 2021

Moseushi Pinot Meunier ქვევრი 2021

蔵出し参考価格 税別3,500円(3,850円)
生産本数 54本
栽培責任者 近藤良介
醸造責任者 近藤良介
ぶどう生産地 KONDOヴィンヤードモセウシ農場(岩見沢市栗沢町)
品種 ピノ・ムニエ 100%
農薬 化学肥料、除草剤不使用。
ボルドー系農薬6回使用。
ぶどう収穫日 2021年10月18日
瓶詰日 2022年8月8日

仕込み方法

網で除梗をしたのち、破砕して斜里窯産クヴェヴリへ仕込み。1か月間のピジャージュののち、プレスしてステンレスタンクで8か月の熟成。無濾過、清澄剤、添加剤等不使用。亜硫酸無添加。

2020の「タプ・コプ ピノ・ノワール クヴェヴリ」に続き、「小型クヴェヴリでやってみた」不定期シリーズの第2作目になります。

2021年は、赤ワインとしてはここ10年でも最も良いヴィンテージの一つになりました。夏の雨量の少なさと寒暖差を伴った日照量の多さで種や皮の熟度が増し、例えばピノ・ノワールでは久しぶりに納得のできるぶどうを収穫することができた年でもありました。

モセウシのピノ・ムニエは樹齢が10年と11年。もともと植えている本数が少ないので、通常はピノ・ノワール主体のスパークリングのサブ品種として仕込み、その他の年にはモセウシ トモ・ブランの一部として白ワインに仕込まれるのが普通です。唯一の例外として、やはり天候の良かった2019年の「モセウシ ピノ・ノワール」で、この年はムニエがノワールとともに赤として仕込まれています(全体の9%)

果皮が赤いピノ・ムニエが、なぜいつもスパークリングワインとして仕込まれるのか。そんな素朴な疑問を持たれた方はいないでしょうか。もちろんシャンパンには欠かせない相応の理由が歴史的にあるとはいえ、ぶどうの生理学的にはやはり赤ぶどうではあるので自分の畑の中でも気になる存在でした。実は2017年に一度だけ、赤としての醸しで仕込んだことがあります。残念ながらその時は、赤ワインとしてはぼんやりと焦点が合っていない印象で、結局発酵途中でkonkonクヴェヴリにブレンドしてお蔵入りとなっていました。赤ワイン用ぶどうとしては房が大きく、密着型で粒の内部が熟しきらないことと、もともと酸が高いことから、素直に白ワインと同様にプレスして果汁を使うのが向いているの、というのが一応の結論でした。

とはいえ、赤のムニエの世界も覗いてみたい。2021年は前述のとおりよく熟した年でした。また、ここ数年の馬耕の効果でモセウシの樹の状態が上がってきたのも追い風で、再トライするにはこの上ないチャンスになりました。小型クヴェヴリに仕込んだ後、産膜による熟成。

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