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ワインリスト

KONDO ヴィンヤード スパークリング 2015

KONDO ヴィンヤード スパークリング 2015

kondo vineyard sparkling 2015

蔵出し参考価格 税別4,800円(5,280円)
生産本数 230本
栽培責任者 近藤良介、近藤拓身
ぶどう生産地 KONDOヴィンヤード タプコプ農場(三笠市) 54%
モセウシ農場(岩見沢市栗沢町) 46%
品種 ピノ・ノワール(オキシデントクローン)、シャルドネ、ピノ・ムニエ
農薬 化学肥料、除草剤不使用。
ボルドー系農薬7回と、殺虫剤1回使用
ぶどう収穫日 2015年9月30日
瓶詰日 2016年9月11日
デゴルジュマン 2021年2月25日

仕込み方法

垂直バスケット式プレス機で房ごと搾汁し、発酵前おり引き(デブルバージュ)の後にステンレスタンクで自然酵母により発酵させ、そのまま熟成。11か月後に補糖と酵母添加をして瓶詰め。4年5か月の瓶熟成期間を経てルミアージュ(動瓶作業)を開始。その後手作業でデゴルジュマン(オリ抜き)をし、ドザージュ(加糖)はせずに再栓。無濾過、清澄剤、添加剤等不使用。亜硫酸無添加。

2015年は、10Rワイナリーでの委託醸造4年目で、ベースワインはその時に造られています。1年を通して気温や降水量に突発的な変化が無い年で、過去10年では最も平均的な、この土地らしさを表わすのにふさわしい年という印象です。長期熟成中に少しずつ穏やかになっていく酸の輪郭をより印象付けるため、収穫を初めて9月中に行いました。

10Rワイナリーでの一次発酵終了後、瓶熟成の間に栗澤ワインズが完成しており、このワインは2つのワイナリーをまたいで完成した最後のロットになります。シャンパーニュ伝統の瓶内二次発酵方式を踏襲し、ルミアージュとデゴルジュマンの作業は全て手作業で行っています。

トーストや蜂蜜、すりおろしたリンゴの香り。熟成香を十分に感じながらも口当たりは軽く、淡いガスとともに余韻は長く続きます。これまでリリースしたピノ・ノワール・スパークリングと異なりガス圧が弱いのが少し計算違いで、瓶内2次発酵方式の再現性の難しさをあらためて感じています。全体としてすっきりとした印象を与えるのは、モセウシの原料比率が上がったことと、10%のシャルドネ、ピノ・ムニエによるものかもしれません。

飲み頃は2021夏~2025年ごろまで。デゴルジュマンからまだ日が浅いため半年~1年ほど落ち着かせ、良く冷やしてからお飲みください。

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