Wine List

ワインリスト

モセウシ ピノ・グリ クヴェヴリ 2024

モセウシ ピノ・グリ クヴェヴリ 2024

moseusi pinot gris kvevri 2024

生産本数 130本
栽培責任者 近藤良介
醸造責任者 近藤良介
ぶどう生産地 KONDOヴィンヤード モセウシ農場(岩見沢市栗沢町)
品種 ピノ・グリ 100%
農薬 化学肥料、除草剤不使用。
ボルドー系農薬8回、硫黄系農薬1回、化学合成殺菌剤1回、化学合成殺虫剤2回使用
ぶどう収穫日 2024年10月11日
瓶詰日 2025年5月18日

仕込み方法

網で除梗をしたのち、破砕して斜里窯産クヴェヴリへ仕込み。6か月間の醸し後、プレスしてステンレスタンクで1か月静置。無濾過、清澄剤、添加剤等不使用。亜硫酸無添加。
2020年の「タプ・コプ ピノ・ノワール クヴェヴリ」、2021年の「モセウシ ピノ・ムニエ クヴェヴリ」(一部試験販売のみ)に続き、「小型クヴェヴリでやってみた」不定期シリーズの第3作目になります。

実は2022年、2023年と続けて、ピノ・グリのクヴェヴリ長期醸しには挑戦をしていました。同じ栗澤ワインズの中澤さんが「ピノ・グリ マセレーション」を2021、2022と造っていて、これがなかなか雰囲気良いので、よし私も!と思いトライしてみたもののもう一歩心に響くものがなく、あえなくkonkonにブレンドしたという経緯があります。

3度目の正直のこのワインは、樹齢12,13年のモセウシのピノ・グリを原料にしています。普段は冷涼なモセウシもさすがにここ数年は暑く、長期醸しに必要な果皮や種の成熟も、イメージに近いレベルに達してきていると感じています。とはいえ、例えばフリウリのピノ・グリージョのような力強さはなく、あくまで白ぶどうとしてのピノ・グリの延長線上にある、酸を伴った優しい口当たりのアンバーワイン(あえてオレンジとは言いません!)になっています。

現時点ではワイン中に細かいガスが含まれていて、少なくとも2,3年は静かに置いておきたいところです。クヴェヴリ・小ロットでの瓶詰めゆえオリも多いですが、瓶熟によりそのオリからさらに旨みが出てくると予想しています。

個人的な見解として、ピノ・グリは果汁だけで白を造るよりも、醸しで真価を発揮する品種だと考えています。醸すことで、果汁では得られない旨みや奥行きを表現できるのが面白いところです。品種由来の苦みも、醸すことで柔らかな口当たりに変わる印象があります。ナカザワ ピノ・グリ マセレーションに続き、この栗沢の地が「醸しピノ・グリ」の産地になれば面白いなと想像を膨らませています。
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